2014-09-15

2014年9月,古いもの,フェルメールで買ったもの,木製の状差

 この夏,金沢のアンティークフェルメールで買ったのは木製の状差。1900年代初のイギリスのものだろう,ということ。細工がとても丁寧で美しく,もちろん実用として使えますが,もっぱら眺めて悦に入っています。
  フェルメールでは店主の塩井さんとコルタサルの小説についてしばし語り合う。私にとってコルタサルは「南部高速道路」がすべてなのだけれど,他の短編についても深い示唆をいただく。

 1年か2年に一度,金沢のこの店の扉を開くことは,日常とはまったく異なる時間の流れに足を踏み入れること。毎回,まだ見ぬ世界へ旅する気分を味わえるのです。私にとって。

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