ヴェトナム最後の王朝である阮(グエン)朝の王宮跡を訪れました。外堀は蓮で埋め尽くされ,早朝にはどれほどの光景が広がっているのだろうと思う。本当にこの国の美しさはlotusの美しさそのもの。
紫禁城を模したという王宮の門に近付くにつれ,あれほど強烈だった陽射しが一転,空は雨雲に覆われてきました。しばらくするとバケツをひっくり返したような雨に。雨季ではないのに,この強烈な暑さと湿気がこの街の日常なのだろうか。
本物の紫禁城を想像して城郭の内部に入ると,その規模の小ささと,あまり整備されていない様子にちょっと驚く。中国というあまりに大きい隣国,植民地時代の宗主国であるフランス。阮(グエン)朝という王国の権威の悲哀を垣間見た思いです。宮廷で使用されていた品々の展示もあります。
近くに宮廷骨董博物館があり,訪れるのを楽しみにしていたのですが,早朝からの強烈な暑さと突然の豪雨で疲労がピークになってしまい,ホテルで一旦休憩したらもう動けなくなってしまいました。痛恨の極み。でもこれで再訪の理由ができた!いつかきっとリベンジしたい。
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