2022-06-19

2022年6月,東京渋谷,「仏教絵画」「SHIBUYAで仏教美術」


 ここのところ心落ち着かない事情があって,あちこち出かけたり本を読んだりはしてるけど全然記録に残してませんでした。雨の日に深呼吸を繰り返して,少しゆっくり日々を振り返ることに。

 6月に入って渋谷で2つ,仏教美術の展覧会を見ました(どちらも会期終了してます)。「仏教絵画」は日本民藝館,「SHIBUYAで仏教美術」は松濤美術館で。どちらもすばらしい展示に心洗われる思い。

 民藝館のチラシには「柳宗悦は,造形物に美が宿る原理を仏教思想に求めました。特に浄土思想は,柳の思想形成に大きな影響を及ぼし」たとあります。「春日鹿曼荼羅図」には深く感動。

 松涛美術館は奈良博のコレクションからの名品展。おお,あの奈良博から精鋭(!)がやってくる。広大な博物館の中を半ば陶酔状態で歩き回るのも楽しいし,渋谷のこじんまりとした美しい空間で選び抜かれた名品をじっくり見るのも至福の一時でした。

 奈良博ではこの夏,當麻曼荼羅の展覧会があるらしい。行きたいなあ。

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