展覧会の記録がたまってしまって,まずは5月に五島美術館で「館蔵 陶芸展」を見る。毎年,中国陶磁の展覧会が開催される時期に今年は朝鮮・日本の陶芸も併せての展示。ちょうどギャラリートークに参加できた。テーマは中国陶磁に絞ったトークで,学芸員氏の中国陶磁愛の熱量が半端ない。収蔵に至る来歴の話が面白く,楽しい時間を過ごす。でも私の一番は朝鮮白磁だったかな。井戸茶碗も。
静嘉堂@丸の内では「美を味わう 懐石のうつわと茶の湯」展を見る(6月14日で終了)。器の展覧会が続くな,とそれほど期待せずに出かけたら大興奮の内容。懐石のうつわなので,陶磁器,漆器,ガラス,それに茶杓や盆などの木製品などなどバラエティ豊かな作品が次々と現れて楽しいことこの上ない。
陶磁器は日本,中国と朝鮮だけでなくベトナムやオランダのものも。日本向けに焼かれた釜山窯は,これまで朝鮮陶磁器を見てきた中でも新鮮な驚き。釜山には是非行ってみたい。陶磁器を見るという目的ができた。
デルフトの向付や,黎朝期のベトナムの器たちに心奪われる。安南染付の雲龍文字文獣足平鉢は,これも見たことがない形状に目が釘付けになる。いろいろ見てきたつもりだったけど,未知の世界が広がってることがとにかく嬉しい。ベトナムにもまた行きたいなあ。ハノイの骨董街で宝探しができたらどんなに楽しいだろう。
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