アグラの朝は土砂降り。スーツケースに押し込んできたレインシューズとコートを纏ってタージ・マハルへ向かいましたが,バスを降りると雨があがっています。これも日頃の行いの賜物(?)ということにして,南門からタージ・マハルへと向かいます。
門の手前からシルエットが見えてくると,事前にあれこれ仕入れた知識などどこかへ吹っ飛んでしまい,ただただ呆気にとられて夢中で写真を撮るばかり。
雑誌PENのイスラム特集では「世界一有名なイスラム建築」となっていました。あまりにも美しき墓廟です。白大理石に宝石の象嵌細工,信じられないほど細かい透かし彫り。完璧な左右対称の建造物とその配置。ああ,来てしまった,タージ・マハル!
建物の裏側に回ってみると,ガイドブックには載っていないアングルで楽しめます。川のほとりに立っていたんだ。ヤムナー河はやがてガンジス河に流れ込むと聞くと,その表情も急に聖なるものに見えてきます(単純)。
公園の中にはあちこちにインドの犬。飄々としています。
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