石川県立歴史博物館で「イメージの力 The Power of Images」が開催されています。ポスターを見てあれ?と思ったら,これは2014年に国立新美術館で開催された民博のコレクション展がその後全国を巡回しているものだということ。3年もかけて巡回するんだ。という驚き。
2014年の開催時に行けなかったので足を運んでみました。民博の膨大なコレクションのエッセンスを楽しめるので,濃密な,という形容詞がぴったりの時間を過ごせます。民博では地域展示ですが,この展覧会は「イメージの力」というキーワードで全体を4章に章立てした通文化の展示になっていて,民族資料を美術として提示しています。
そういう展覧会を歴史博物館で開催するというのは何だか元の木阿弥じゃん,という気がしないでもないんだけど,能登の来訪神の仮面の展示などもあって,常設展示との関連も楽しめます。カメラを忘れたので携帯で撮ってみました。スマホは持ってないし,携帯も普段ほとんど使わない生活なのでこんな解像度のしか撮り方がわからなかった。。恥ずかしいけど,記録として。
常設展示室の「祭礼体感シアター」が大好きで,ここ半年くらいで一体何回見ただろう。仮面をまとった,あるいは裸身の青年たちが火の中で風の中で,舞い踊る!
お隣の石川県立美術館では「これぞ暁斎!」展を。これもBunkamuraの展覧会の巡回展です。若干の時差はあれ,メジャーな展覧会は東京にいなくても楽しめるんだなと実感。不思議な魅力を持つ鴉たち。
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