「装飾」は弔いや呪術とともに生まれ,時を経てもなおその魔力的な魅力に人は取りつかれているのだ,という明確なメッセージが伝わってくる作品ばかり。ゴム製の吸盤には見えない「カットグラス」という作品は高田安規子・政子。2階のIn the Wardrobeも面白かったな。「切り札」はトランプカードに刺繍を施したもの。
ここに記録として残しておく写真を選んでいたら,3枚とも彼らの作品でした。1月20日まで青山のギャラリーvold+で個展が開催中なので,ぜひ行ってみよう。
他にもコア・ポアやニンケ・コスターなど,初めて知る作家ばかり7人のそれぞれの魅力を堪能。山縣良和はファッションブランドの主宰なのだそう。谷川俊太郎が寄せた詩の展示などもあり,装飾とは,ファッションとは,という鋭い問いかけの人という印象。
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