2019-01-06

2018年12月,ソウル(4),湖林博物館 新沙分館(湖林アートセンター)

   新年にいきなり昨年の記録を書くというのも何だかなぁ,という感じですが,ようやく慌ただしい年末年始を乗り越えてほっと一息ついているところです。二泊三日の短いソウル旅行の最終日は午前中に湖林博物館 新沙分館Horim Museum Sinsa(湖林アートセンター内)へでかけました。江南へ足を延ばすのは今回が初めて。

 士林洞に本館のあるHorim Museumの新館ということ。大高麗展にもたくさん所蔵品が出品されていたので,期待度満点。展示スペースはそれほど広くありませんが,まずは4階の常設展示であまりに美しい青磁と白磁の数々を堪能しました。青花白磁ではあまり見たことのない大胆な構図の花蝶図がすばらしくて,吸い込まれるように眺めてしまう。蘭図が素敵だ。
  特別展は粉青沙器の特集展示Shade of Nature, Buncheongが2階・3階で開催されていて,3階は古物の展示,2階は現代の作家の展示です。2階の展示がとてもおしゃれで楽しい。
 この湖林美術館は,リウム,澗松(カンソン)美術館と並んで三大私設美術館ということらしいです。これで2つ制覇した! 澗松(カンソン)美術館は公開が限定されているらしく,いつか所蔵品展を見ることができたらいいなあ,と思いつつ,次はカザフスタン展を見に国立中央博物館へ再び。

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