2019-04-06

2019年4月,東京汐留,ギュスターヴ・モロー展

  4月に入って,楽しみな展覧会が目白押しです。まず惹かれたのが,パナソニック汐留美術館で4月6日から6月23日まで開催の「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」展。(展覧会詳細は公式URLにて:http://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/17/170114/index.html

  久しぶりにお会いした知人が,お嬢さんと一緒にパリを旅してギュスターヴ・モロー美術館を訪れた,という話を聞いたのがまだ肌寒い3月のこと。旅の疲れがたまっていたその人は,サロメとヨハネの首を目にした瞬間,ぞっとして動けなくなり,そのままお嬢さんが観終えるまで椅子に座り込んで待っていた,と語りました。

 せっかくパリまで行ったのに,などと能天気に考えてしまったのですが,1枚の絵がそれほどの「強さ」を持っているのか,ということにも強烈な印象を覚えたのでした。たぶん,どこかで観た記憶はあるのですが,あらためてじっくり観てみたいなあとも思ったわけです。

 そして展覧会情報を見てびっくり,なんというタイミング。そのモローがパリまで行かなくても観ることができる!サロメもギュスターヴ・モロー美術館からやってくるようです。とても楽しみな展覧会。

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