2021-08-08

2021年8月,東京渋谷,「アイヌの装いとハレの日の着物」

 ステイホームはわかってるけど,感染対策は万全にして会期終了間近い「アイヌの装いとハレの日の着物」展を見に松涛美術館へでかけました。ウポポイ開業1周年を記念する展覧会とのこと。そうか,開業間もないウポポイに出かけたのは1年前だったな。このコロナ禍,時間の流れが速いのだか遅いのだかわけがわからなくなっています。

 服飾文化に的を絞っているので,素材や文様など細部に目を向けて楽しむことができます。展示会場にはウポポイのとてもスタイリッシュな広報映像も流れ,また行きたいと旅心がかきたてられます。

 展示室廊下には博物館概要を紹介するパネルなども。ただ,まるで「美しいアイヌ文化を楽しむ博物館」みたいな扱いがちょっと気になる。あそこはアイヌを理解するための場所であって,美しいものが展示されているだけの場所ではないはず,と本気で思ってしまったのでした。

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