諸事情により(!),すっかり更新できていませんでした。5月の関西への旅の忘備録として。民博の次に向かったのは大阪日本民藝館で開催中の「絞り染めの世界 安藤宏子のまなざし」展。いつも民博ですっかり力尽きて,民藝館へ行くのは初めて。絞り染めは大好きなのでうれしい。国内の逸品だけでなく,インドやアフリカ,ブータンの絞りの敷物などもまさにツボ。
大阪から京都へ移動して,翌日は上賀茂社を参詣してから高麗美術館へ。大好きな高麗美術館の開館35周年ということで春は「満月白磁と花と」というこれぞ名品展という展覧会を堪能しました。華角の箪笥の美しさ。ソウルの博物館でもこれほどの美しさのものは見なかった気がします。
京都へ行くたびに足を運んで,折々に見た名品たちが一堂に会している感じなんだけど,まだまだ夏も秋も記念展が続くよう。
午後は細見美術館で「香道 志野流の道統」展を。優雅な香道具を楽しんで,でも一番印象深かったのは賀茂社競馬図屏風だったかも。何しろ上賀茂社に立ち寄った直後だったもので。
いつもあれこれと詰め込んで疲労困憊してしまうので,今回は美術館はこれくらいにして,あとはゆっくりおいしいものを楽しむ旅にしてみました。イノダコーヒー本店のレモンタルト,京極かねよのきんし丼。。ああ,でもどうして京都国立近代美術館で「Re:スタートライン」展を見なかったんだろう。後悔しきり。
3日目は久しぶりに竜安寺の石庭などを。戻ってきた観光客と修学旅行生がたくさん。自分も観光客の一人のくせに。竜安寺の近くにアンティークのアクセサリーパーツの店を見つけて機嫌もV字回復! 楽しい旅でした。
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