バーミヤンの東西二体の大仏の壁画には「太陽神」と「弥勒」の姿が描かれていたということ。この展覧会は特にその「未来仏」である弥勒信仰の流れをたどるもの。楽しみにしていたのはインド・ガンダーラの仏像群です。うっとりするばかり。
出品目録を見ると,京都や奈良の古寺の仏像・仏画も多いのですが平山郁夫シルクロード美術館の所蔵品がたくさん。気になってる美術館の一つなので,是非行ってみたい。とにかく右も左も魅かれるものばかりなのですが,弥勒信仰のインドから中国・朝鮮を経て日本へという流れがわかりやすくてとても面白かった。
朝鮮の菩薩半跏像を見て,おお,去年の今頃は元気に韓国の古都めぐりをしていたなあ,と思わず嘆息。健康は何ものにも代え難いものと痛感している今日この頃。
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