2020-12-06

2020年12月,横浜みなとみらい,三浦一馬 キンテート〈マルコーニ&ピアソラ〉・横浜美術館「トライアローグ」展

 一足早いクリスマス。久しぶりにみなとみらいホールにでかけました。前から三浦一馬のバンドネオンを生で聴いてみたかったんだ。「キンテート」は五重奏「クインテット」のスペイン語なのだそう。ヴァイオリンは石田泰尚。我らが(?)神奈川フィルの顔が,今やカリスマヴァイオリニストとして大人気!舞台でおじぎするだけで割れんばかりの拍手!

 第1部のマルコーニが昼の音楽だとしたら,第2部のピアソラは夜の音楽なのかな。ひたすらかっこいい。ずいぶんと前にヨーヨー・マのピアソラのCDを繰り返し聴いてたころがあったけど,生の迫力に興奮度マックスです。

 前半にネストル・マルコーニの6曲、後半にピアソラの「92丁目通り」,「プレエパレンセ」など6曲、アンコール最後にリベルタンゴ!

 帰りが遅くなりそうだったので,会場近くで1泊し,翌日は横浜美術館の企画展「トライアローグ」を見て帰りました。横浜美術館・愛知県立美術館・富山県美術館の20世紀西洋美術コレクションが大集合。それぞれの館の特徴が出てておもしろかった。

 特に同じ作家の作品が並んでると,観客としての好みの差が出るというか。私は富山のセンスが好きだったな。サム・フランシスは愛知のは派手,富山のはシンプルで。リキテンスタインは横浜のはステレオタイプで,富山のは斬新,みたいな感じで。 

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