NHK日曜美術館でも紹介されて,来場者も多かったけれども混雑というほどではなく(モネ展の方が長蛇の列でした),「漣」の前では,こんなに手の跡を見ることができるのか,と印刷で見るのとはまったく異なるその「画の力」にしばし足が動かなくなります。
集英社の「現代日本美術全集 第6巻 福田平八郎」(1981)は私が初めて買った日本画の画集(展覧会図録ではなく)なのです。40年以上前のこと。こうしてまた人生の旅のピースをうめていく!
大阪ではもう1つ展覧会を。リニューアルオープンした東洋陶磁美術館で「シン東洋陶磁 MOCOコレクション」展。美術館のエントランスやカフェが新設されてとても気持ちのよい美術館に生まれ変わりました。展示室そのものの見た目は従来と変わりませんが,今回はとにかくオールスターの展示。工事中に泉屋博古館で見たコレクション展の記憶が生々しいので,おっ,またお会いしましたね!みたいな気分で展示室を回り,カフェにも寄って大満足。春の関西小旅行はこれでおしまい。
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