GWの前に,人混みを避けて奈良と大阪に弾丸旅行。完治しない腰痛が不安で(とほほ度マックス),予定していた旅程は短縮して展覧会も3つに絞りました。まずは奈良国立博物館で「空海 密教のルーツとマンダラ世界」展を。
思ったより混んでなくて,ゆっくりじっくり展示を見ることができました。マンダラ世界を体感できる五智如来像の立体展示がとにかく感激。大日如来を中心に東西南北の配置で,まさに金剛界が眼前に広がっているかのよう。
少し古い本ですが「マンダラの仏たち」(頼富本宏著,東京美術 1985)がとてもわかりやすく鑑賞の手を引いてくれました。この本は西安に旅行する前に購入して読んだもの。そう,西安では空海が修行した青龍寺も訪れたのでした。歳を重ねて,いろいろな旅がこうしてパズルのピースを埋めるように繋がってくるのがとても楽しい。唐やインドネシアからの出陳物も興味深く拝見しました。
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