西安3日目は西の城門からスタート。完全に保存されている古代城壁としては世界最大ということ。軍事砦でもあるということで,その堂々たる威容にも,そしてその完璧な美しさにも圧倒されます。柱の装飾がきれい。
シルクロードの起点というのが西安観光の一番押しでもあるようで,西安への旅は「中国へ旅行した」というより,「西域を訪れた」と言ってみたくなります。そして平城京や平安京のモデルでもあったわけだから,日本人のDNAには響き合うものがあるのも当然なのでしょう。とにかく街のどこを見ても美しく,ほっとします。街角で枝ごと売られていた荔枝。
おいしい精進料理の昼食をいただいてから,玄奘三蔵が経典の翻訳事業を行った大興善寺へ。 密教装飾に眼を奪われ,有名な大雁塔を見上げる。玄奘三蔵の足取りについては,8月に京都の龍谷ミュージアムの「玄奘」展で復習をしてきたので,また稿をあらためて。大興善寺の次は兵馬俑と同じくらい楽しみにしていた陝西省歴史博物館へ向かいます。
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