民俗博物館から仁寺洞へ向かい,ガイドブック片手にアンティークショップや刺繍の店をいくつかのぞき,きれいな刺繍グッズや古いポシャギなどを購入。韓紙のレターセットなども。
午後も遅い時間になり,北村へは大急ぎで。思っていたよりもこのエリアの街のスケールが大きくないので余裕で嘉会民画博物館の開館時間中に間に合い,ゆっくりたくさんの民画を楽しみました。博物館でもたくさん見ることができましたが,こういうこじんまりとした専門美術館は展示品ととても親密に向き合えます。何より大好きな虎のモチーフの民画の一つに,さっき見た鳥!が描きこまれているのを見つけて,なんだかうれしい。
次は歩いて1分くらいの韓尚洙刺繍博物館へ。美しいコレクションにも目を奪われますが,チマチョゴリを着て写真撮影ができるということで,かわいいファミリーが楽しそうな声をあげてポーズを繰り返していて,思わずこちらもうれしくなります。
韓国刺繍は,京都の高麗美術館の収蔵品にもとても好きなものがあるのですが,古宮博物館で解説を聞くまで,それが武官の胸につけるものだとはまったく知りませんでした。これは民俗博物館に展示されていたものと,武官像(ピンボケです。照明が暗かった。。)。虎の数で位を示しているのだそう。いやあ,知らなかった。
北村エリアは注目のスポットということで,若い人たちでいっぱい。おしゃれなカフェで買い込んだ図録や雑貨を整理しながら一息ついていると,日も暮れてきました。大充実の一日。いやあ楽しかった。ソウルの夕暮。
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