国立新美術館で16日まで開催されている二科展を見てきました。公募展にはほとんど足を運んだことがないのだけれど,今回は二科賞を受賞した坪田裕香さんの「in the water」シリーズを拝見に。ガラスボウルにケチャップのチューブと串に刺した蒟蒻。会場では縦に並んでいました。
具象あり抽象ありの広い会場の中で,こういうリアリズム絵画のスタイルはとても特異な立ち位置。赤いケチャップはとても目立つし,蒟蒻は他の誰にも思いつかない素材に思えます。intellectualな成功,という印象です。二科賞というすごい賞を受賞して,これからが楽しみ。
ところで会場ではドナルド・ジャッド風のモチーフが素敵な抽象画に出会い,その作家さんが近くの画廊で個展を開催中と聞き,立ち寄りました。作家さんの名前は山下かじんさん。展覧会のタイトルはamorous。詳細はまた後日に。
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