余市から小樽へ戻ります。電車の本数が少ないので,事前に確認が必要ですね。小樽は想像通りの観光地という感じ。運河もきれいでした。意外と人が多くて(自分もその一人),ガイドブックに載っていたレトロな喫茶店は行列ができてます。
小樽芸術村は,旧三井銀行小樽支店,旧北海道拓殖銀行小樽支店,旧高橋倉庫・旧荒田商会の4つの建物をリノベーションして日本や世界の美術品・工芸品を展示する施設。ニトリが運営していて,旧北海道拓殖銀行小樽支店はずばり「似鳥美術館」です。とにかくなんでもありで,横山大観からモネ・ルノワールからアールデコのガラスから,ニトリってお金あるのね,という感じの美術館でした。
旧三井銀行小樽支店は広い空間を楽しめるようになっていて,建築図面などの展示も充実。ちょうど企画展の「川瀬巴水と吉田博と旅する日本」展が開催中でした(10月11日までで終了)。吉田博をまとめて見れたのはよかった。ただ,展示室部分が全体の建物に対して貧弱な印象で,もうちょっと何とかならなかったのか。みたいな違和感あり。
その点,旧高橋倉庫・旧荒田商会のステンドグラス美術館は建物と展示がこれ以上ないというくらいぴったり収まっていてとても気持ちのよい場所でした。似鳥美術館も,あれもこれもと詰め込まないでテーマを絞った方がよいんじゃないかと素人目には感じた次第。
美術館を出てぶらぶら歩いていると,弱い雨があがってきれいな虹が。
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