北海道・北東北の縄文遺跡群は世界文化遺産ということで,その一つ三内丸山遺跡を見学。青森県立美術館とは隣接している,というか県立美術館の建物は三内丸山遺跡の発掘現場から着想を得て設計されたのだということ。
青森の雪は関東の雪とはもちろん,北陸の雪とも感じが違う。霙交じりの雨が雪に変わって本降りになるかと思いきや,あっという間に青空が広がって陽がさしたかと思うとまた雪になったりします。
かなり足元が悪そうで,スノトレ(ほとんど長靴)を旅に持参したのですが,タクシーの運転手さんに「そこまでする?」と大笑いされました。いや,最善策を熟考の末なんですが。
まずは縄文時游館で遺跡の概要や発掘品を見てからガイドツァーに参加。丁寧にかつポイントを押さえて広い遺跡の中を案内してくれます。ちょうど旅の直前にテレビ番組で縄文特集をやってて,井浦新さんが大型掘立柱建物にハシゴをかけて登ってるところを見たばかり。こんなに大きいんだ! ガイドさんとその話で盛り上がりました(井浦新さんの目がキラキラしてましたね~というポイントで)。
5~6千年前の人々の暮らしと言ってもピンとこないけれど,子供の墓や大人の墓の跡を見ると,人は生きて死ぬんだ,その繰り返しなんだ,ということが実感として迫ってきます。思っていたよりずっと広く,時游館の展示も立派で(収蔵庫もガラス越しに見ることができます)面白かった!
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