2021-12-11

2021年11月,東北(6),「本城直季,(un)real utopia」展

 最終日はお昼前の新幹線で帰路につきます。朝一番で岩手県立美術館へ向かって旅をしめくくる。本城直季の写真展は来年3月に東京都写真美術館に巡回する予定があるようですが,岩手を被写体とした撮り下ろし作品なども展示されているとのこと。

 ジオラマのように見える本城直季の写真は,理屈を超えて面白いなあと思う。現実を見ているのに感じる不思議な違和感の正体は何だろう。展覧会のタイトルもざわざわするし,「この世界にあなたがいる」という惹句も気になります。インパクトという点では近作よりも「small planet」が好きかな。特に中山競馬場。

 岩手県立美術館はとても気持ちのよい建築です。常設展示では松本竣介の「Y市の橋」を見て,あ,ここの所蔵だったのか,となりました。

 3泊4日の東北旅行。青森と盛岡だけでしたが,大充実の旅でした。遠くへ行ってきた,という実感があります。やっぱり旅はよいです。

 

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