一目ぼれしたイギリスのアンティークガラスの小ぶりな水差しです。高さは10センチくらい。最初に見たときはちょっと手が出なかったのですが,思いが通じて(粘った結果?)私のところに来てくれた,という感じの大切なもの。
光にかざすとグラデーションがかった透明感のある紫色で,暗いところで見ると深く濃い吸い込まれそうな紫色。1700年代のものということで,これだけきれいな色は珍しいのだそうです。
特徴的な形の把手は,上向きのカーブが指当てになっていて,注ぎ口は縁の部分を尖らせて作られています。ぽってりとしていて,なんとも雰囲気がやさしい。一輪差しとして使ってもよいかなと思いましたが,お気に入りの場所に飾って折々に眺めているだけでうれしくなります。
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