2013-04-27

古いもの,下鴨神社古本まつりで買ったもの,1820年代の彩色銅版画

 これは昨年の夏,京都の古本市で買った銅版画の植物画。1820年代の手彩色のもので,花はラナンキュラスのようです。ルドン展で見たアルマン・クラヴォーの植物画譜が面白かったので,取り出して眺めています。

 すぐに額装しようと思いつつ,1冊の本から分かれた紙の色あせた質感も気に入っていて,そのままになっています。花の濃い紫色も洒落ています(大絶賛)。この花の姿をじっと眺めていたら,不思議な生き物たちの平行世界を覗くことができるような気がしてきました。

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