2012-12-09

2012年11月,ロンドン(3),ヴィクトリア&アルバート博物館

 ノッティングヒルゲート駅からヴィクトリア&アルバート博物館の最寄駅サウスケンジントンは地下鉄で3駅。ところが週末の集中工事で路線が完全にストップしていました。バス乗り場を教えてもらってバスで向かうことに。旅先でバスや地下鉄を利用すると,旅人気分から少しだけ住人気分に近づいた気がして,何となく,へへっと口元が緩む。怪しい日本人ではある。
  
 ヴィクトリア&アルバート博物館は混雑の気配を避けて48a室のラファエル・ルームでしばしベンチに腰かけ,システィーナ礼拝堂で特別な時に架けられるタペストリーの下絵に囲まれて一息つくことに。この部屋に展示されているRetable of St. Georgeに外光がさす様子に思わず心を奪われる。

 長い行列ができている特別展Hollywood CostumeとBallgowns: British Glamour Since 1950はパスして中東やアジアの展示室に向かいます。ここのイスラム美術の部屋は大英博物館のそれともまた違うドラマチックな展示です。

 日本の展示室にはロリータやゴシックファッションをまとったマネキンも展示されていて,現地のアート系の学生さんなのか,何人もの若い人が熱心にスケッチをしていました。いったい,何が本家で何がcoolなのか,よくわからない。

 Bookshopの陶芸コーナーでMIDWINTERの本を見つけて思わず購入。1960年代にはテレンス・コンランもここの陶器のデザインをしていたらしい。さて,どんどん増える荷物を抱えて,ロンドン在住の友人との待ち合わせ場所のナイツブリッジに向かうことにします。

 Harvey NicholsとHarrodsでショッピングをして,アフタヌーンティーを楽しんだあとはMaryleboneのスポーツバーでサッカー観戦。Arsenal対Aston Villaの結果はスコアレスドローでしたが,この一日は現実逃避度もはや120%!冷たい雨が夜も降り続き,ハロッズのクリスマス・イルミネーションは後日撮り直したもの。

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