正真正銘,ミュンヘン市内のど真ん中です。ここは,芸術の家(Haus der Kunst)の少し先にある英国庭園の水路。引くとこんな具合。きちんと列を作って順番を待っている人たちがなんとなく面白い。
初日の夜にバイエルン国立博物館に向かうときにも,雪の夜にかかわらず数人のサーファーがいました。その時はライトアップしていたし,この日はギャラリーもたくさんいて,ちょっとした観光名所みたいです。いやあ,びっくり仰天。
さて,ヴィラ・シュトック。こじんまりした建物ですが,館内はゆったりとした展示スペースです。入口の左側は企画展示,右側が邸宅をそのまま残している部分です。書斎の書棚のオスカー・ワイルドやラスキンが並ぶ一画。時代背景がわかります。当時の邸宅内部を撮影した写真を展示する部屋もあります。
帰路はヴィラ・シュトックの最寄駅からオデオン広場まで2駅,地下鉄に乗ってみます。車両も駅もぴかぴかで,サインの一つ一つも大きさやデザイン,フォントにいたるまでかっこいい。
最後のランチには名物の白ソーセージもいただいて,至福の時です。いよいよ出発まで数時間,クリスマスショッピングで賑わう街中で過ごします。書店でKarl Blossfeldtの写真集,素敵な店構えのCDショップでシフのベートーベン・ピアノソナタ集も買ってもう思い残すことはなし!クリスマス・デコレーションのライカ・ショップ。
ロンドンもミュンヘンも最高に楽しい旅でした。いつの日か再訪できることを願いつつ,ほんとにお世話になったK子さん,お付き合いいただいたGさんご夫妻,コンサートでお会いできたすてきな皆さん,ほんとにありがとうございました。
拙い旅行記にお付き合いいただいた皆さまもありがとうございます。旅行から戻ってここ数週間,写真を整理したり記憶をたどって文章を書くのはとても楽しい時間でした。今年1年の感謝を込めて,来る年が皆さまにとってよき年でありますように!
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