2013-11-11

2013年10月,アムステルダム(3),歴史の記憶

 美術館めぐりの途中,旅に出る直前にBSの紀行番組で見た場所へ立ち寄りました。運河沿いにはめ込まれたプレート。中央の数字は運河の向こう側の家の番地を表しています。そして両脇には,その家に住んでいてナチス占領下の迫害で命を落としたユダヤ人家族の名前とその時の年齢が刻まれています。
  3歳,6歳といった幼い命の記憶も刻まれていました。理不尽に奪われた尊い命にただ祈りを捧げたいと思い,プレートに向かって合掌する。祈りの形はそれぞれの仕方でよいだろう,と思いながら。

 さて,二日目の夜にロンドン在住の友人が合流してくれて,一安心。三日目・10月30日は現地のバスツァーに申し込んで,日帰りブルージュ観光にでかけることにしました。

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