2013-11-19

2013年11月,アムステルダム(7),コンセルトヘボウでマーラーを聴く

 11月1日の夜はコンセルトヘボウに出かけて,マリス・ヤンソンス指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラでマーラーの2番「復活」を聴きました。ちょうどこの項を書いている前日の11月18日に来日最終公演が行われましたが,コンセルトヘボウではマーラーを聴くのが醍醐味らしい。来日公演ではベートーベン,チャイコフスキーなどが演奏されたようです。日本ではチケットも高額だし(現実的),まさに本場でマーラーを聴けるなんて,過分の幸せ。コンサートは8時15分に始まるので,外観は昼間のうちに撮影したもの。ミュージアム広場からトラムの走る道路をはさんで向かい側。
今年はコンサートホールであるコンセルトヘボウと,ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラがともに創立125周年を迎える記念の年なのだそう。華やかなムードがいっぱいにあふれるヨーロッパのコンサートホールなんて,私の過ごす日常とはおよそ別世界です。ロビーホールのシャンデリア。
  友人が手配してくれたチケットで私が座った席はもう少し後ろです。それにしても美しき迫力。クラシック音楽を語る語彙があまりに貧困なので,夢のような時間だったとしか綴れないのが情けない。ブラヴォーと万雷の拍手の時に観客が一斉に立ち上がると,自分の前後左右が壁のように感じられました。オランダ人は男性も女性も,みんな大きい。

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