2014-03-12

2014年3月,東京日本橋,創画会春季展など

  陽射しは春を思わせるのに,風が冷たく真冬の寒さを感じさせる日の午後,日本橋にでかけて創画会の春季展を見てきました。百貨店内の会場は催事場に隣接していて,やはり都美術館なり,新国立美術館で見たいなあ,というのが実感。それでも大御所の作品から入選の野心作なども含めて,創画会の精神みたいなものが底流にあるので安心して楽しめます。知人の入選作は英字新聞をコラージュ材料に用いたスノッブな雰囲気が漂う魅力的な作品。
  百貨店の向かいの丸善日本橋店に向かう。交差点を渡ってふと見上げるとまぶしい空が広がります。冴えわたる青の色に,春まだ遠しとちょっとため息をつきたくなってしまう。
  丸善日本橋店の3階「ワールドアンティークブックプラザ」で世界の古書を眺めてから,エスカレータの前の催事コーナーで海外写真集をじっくりと。神保町やネット上よりもお値段高めの印象。ウンベルト・エーコが寄稿しているCandida Hoferの写真集Librariesの表紙はアムステルダム国立ミュージアムの図書室。 

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