2016-08-21

2016年8月,京都(5),京都国立博物館・高麗美術館・龍谷ミュージアム

  最後に,京都で楽しんだ美術館・展覧会の記録を。高麗美術館では「朝鮮王朝 白磁の世界」展。何度足を運んでも,今まで見たことがない,という名品に出会える美術館。2階のレイアウトがかなり変わったようです。朝鮮家具の展示は少なくなり,その分,図書閲覧コーナーがゆったりとして居心地がよくなりました。
 龍谷ミュージアムでは「仏教の思想と文化 インドから日本へ」展。とにかくここでは美しいガンダーラ仏にたくさん会えるのがうれしい。日本の仏像はピンとこないけど(あ,失敬!)ガンダーラ仏には惹かれます(ただのイケメン好き)。アジアの仏教展示では大谷探検隊が拓本をとったアショーカ王碑文の拓本なども。
 
 日本の仏教展示では,ちょうど学芸員のレクチャーがあり,善光寺如来絵伝の詳しい絵解きがとても面白かった。やはり知識は必要ですね。歳を重ねて,お迎えもそう遠くはないせいか(?),仏教についてもっと勉強したいと思う今日この頃です。
 最後は京都国立博物館知新館前の夕景。特集展示は「丹後の仏教美術」でした。いくら興味が湧いてきたとはいえ,仏教関連の展覧会が続いてちょっと退屈。3階の陶磁コーナーの「日本と東洋のやきもの 古窯の美」の方が楽しかったな。
 
 今回の旅では,高麗美術館と縁のある「李青」で韓国料理と韓国茶を,おしゃれなカフェstardustではローケーキとフランスのCHA YUANのチベタンティーもいただいて,大満足。
 
 さて,暑い暑い京都の夏はもうこりごり,と思って帰ってきたけれど,こうやって写真や収穫物(!)を整理してみると,よし,また来年も,という気分になってきたから不思議。

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