2024-03-31

2024年3月,東京上野毛,「中国の陶芸展」

 上野毛に出かけて美しい中国の陶芸を堪能してきました。五島美術館で3月31日までの開催ということで慌てて駆け込む。体調がまだ完全には回復してないのですが,美しいものに慰められるというか。たくさん歩いたのに,本当に元気になってくるから不思議です。

 それにしてもこれだけの逸品がすべて館蔵ということで,蒐集の審美眼には感服という他ありません。どれか一つ持ち帰ってよいと言われたら(帰る前に心臓が止まりそうだけど),磁州窯の梅瓶かな,それとも唐の三彩万年壺かな,などと妄想全開。青と緑の釉薬が美しい唐三彩は,東博のもっと小さな類品が記憶にあるのだけれど,釉薬の色といい流れ方といい今の気分にどんぴしゃときました。同時公開の館蔵古鏡コレクションの特集展示も圧倒的な展示。

 こういう展覧会を見たあとは,古本屋や古書市で手に入れた古い書籍を繰るのが良き。平凡社の陶器全集「磁州窯」は昭和41年刊。つい,書棚に並べた後は埃をかぶってしまいがちだけど,時間も気持ちも余裕のあるときにゆっくりと眺めるのは至福の一時です。 

0 件のコメント: