2013-08-22

2013年8月,金沢(1),アンティークフェルメール

 京都の夏を存分に楽しんで,金沢に向かいました。淡々と用事を済ませたら,あとは趣味の時間に突入!今夏も新竪町のアンティークフェルメールで楽しい一時を過ごしました。夏休みでお客さんも多く,素敵なものたちを前に興奮ぎみの私はお店にとって騒々しい客だったかも。

 あれこれ手にとって見ていると,あまりに魅力的なものが多すぎて,だんだんわけがわからなくなる。先客が選んだものを見せてもらったり,とても手が出ないようなものも棚から取り出して眺めてみたり。「博物館クラス」とはよく耳にするけれど,実際に大英博物館に陳列されているようなローマングラスの逸品を手にしたときは,思わずぞくぞく。落としたら大変だ。
 
  そしてさんざん悩んでこの2つを連れて帰る(?)ことにしました。どちらもすっぽりと手に収まるような小さなもの。スタンプボックスは縦4㎝,横5.5㎝くらい。ちょうど切手が収まるサイズです。St. Morizという文字と花はエーデルワイスのようだから,スイスのものかもしれない。ちゃんと聞いてきませんでした。

 金属製の写真立ては高さ5.5㎝くらい。これはイギリスのものだろうけど,ちょっとパリの雰囲気もあるね,ということ。スタンド部分が折りたためるようになっていて,旅行などに持ち歩いたものではないか,とも。誰の写真を入れようか,としばし思いを巡らしながら,かなりロマンチックな妄想(あくまで)にふける。この夏の旅はいつのまにかオスカー・ワイルドに取りつかれているので,ドリアン・グレイの肖像などがぴったりかと。

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