2021-09-04

2021年9月,東京溜池山王,三浦一馬 ピアソラ・フェス「リベルタンゴ」

  昨年12月の三浦一馬キンテート公演に続いて,サントリーホールにピアソラ・フェスを聴きに出かけました。今回の公演は三浦一馬のバンドネオンに加えて,上野耕平のサクソフォン,大萩康司のギター,宮田大のチェロ,山中惇史のピアノという構成。宮田大のチェロも楽しみだけど,この日はピアノにゲストで角野隼斗が参加する!

  みなとみらいでは三浦一馬のトークが随所に入って,笑いも起こるアットホームな雰囲気のコンサートだったけれど,今回は錚々たる顔ぶれの演奏に奏者も会場もピリっと引き締まってる感じ。オールピアソラの構成は,一曲ごとに大変な盛り上がりです。

 そして休憩を挟んで,「リベルタンゴ」に角野隼斗が登場。旬の人,というだけでなくその演奏には自信とパワーが漲っていてオーラ全開でした。ショパンコンクールも応援しよう。

 どうしてもキンテートのメンバーの演奏と比較してしまいますが,バイオリンとチェロではこれほど曲の印象が違うものなのか,と驚きでした。石田泰尚のバイオリンがぶっ飛んでたせいもあるのだけれど。

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