2018-05-12

2018年5月,東京恵比寿,東京都写真美術館の3つの写真展

  連休中,久しぶりの発熱でだらだらと過ごし,回復したと思ってでかけてはまたぶり返し,と加速する自身のポンコツ化にがっくり。休みも明けて1週間,忘備録として。
  連休後半は田町駅で降りて湾岸倉庫街からスタート。同僚に誘われて某服飾メーカーのセールへ。人々の熱気にふらふらになって,早々にリタイアして恵比寿へ向かいました。東京都写真美術館で5月6日までの「『光画』と新興写真 モダニズムの日本」展と「長崎 写真発祥地の原風景」展,それと13日まで開催の「原点を,永遠に」展を見ました。

 「光画」展はそれほど新鮮な驚きはなかったものの,中山岩太や小石清の写真に,彼らの仕事を初めて見た時の衝撃を思い出して感動!でした。中山岩太の写真はとにかくかっこいいの一言。帰宅して「甦る中山岩太」展(2008年,東京都写真美術館)の図録をしみじみながめる。「上海から来た女」は私が一番好きな写真の1枚。(→一番好きな写真はいっぱいあるのです)

 「長崎」展は例によって,という感じの古写真の展覧会。以前見たことがある,人物像をかき消した写真(写真に写っていると成仏できないと信じられていた)も再見。地階では清里フォトアートミュージアムの収蔵作品展というのが無料開催中だったので,足早に。作品の数が多すぎて,何が何だかわからない状態になってしまいました。高梨豊や森山大道があっても中平卓馬はないんだ。残念だったな。

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