2020-11-20

2020年11月,東京新宿,「世界の藍」展

  文化学園服飾博物館で開催中の「世界の藍」展に行ってきました。入力すると「世界の愛」と変換されてしまった。何にしろ,幸せな気分になる展覧会でした。

 とにかく美しい,としか言いようがない深い深い藍色に染まった衣装や布が紹介されています。日本,アジア,アフリカや中米など約40か国の,それぞれの文化を写す色としての藍色。

 ベトナム サパの黒モン族の女性たちの衣装は,ほとんど黒に近い色。いつか行ってみたいベトナム山岳地帯の風景が目に浮かんでしまう。中国の鮮やかな文様は,数年前に下鴨神社の古本市で買ったINDIGO PRINTS OF CHINAのページを思い出して,うれしい。あの本をこの展覧会場にいる人たちに自慢したいなあ,などと一人にやにやしてしまう。
 会場には,服飾を学んでいるのか,和装の若い男性グループや,熱心にメモをとるおしゃれな雰囲気の学生さんたちがいっぱいでした。思わず気分が華やいできます。

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