2012-10-27

2012年10月,横浜日本大通,「華麗なるインド神話の世界」展

 先週土曜日は皇居東御苑で三の丸尚蔵館の京都丸山派展を見てから雅楽の演奏を聴き,翌日曜日は横浜ユーラシア文化館の「華麗なるインド神話の世界」展を見てから,KAATでコンテンポラリーのダンス公演を見ました。…われながら,支離滅裂である(開き直る)。

 ヒンドゥーの神々を西洋画風に描いたラヴィ・ヴァルマ(1848-1906)の石版画が展示の中心です。ほかに彫刻,工芸品や日本から輸出されたマッチのパッケージなども。

 スパンコールや刺繍などが美しく施された版画も多く,インドの日常の生活で神々はとても身近で大切な存在なのだなあ,と実感します。父・シヴァにもたれかかるガネーシャのくつろいだ姿には思わず脱力。

 面白かったのが「インド2012」というコーナー。インドの街角にあふれる神々の姿が,キッチュな色彩あふれる写真で紹介されています。スパイスの香りが漂ってきそう。階下の常設展示ではクメールの青銅器の特集展示もあります。訪れる人も少なく,しばし異国情緒にひたる午後の一時でした。

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