2012-09-12

2012年9月,東京六本木(2),二科展

 国立新美術館では二科展も見ました。公募展を見る機会はほとんどないのですが,今回は旧友の一人から入選のお便りと招待券を受け取ったので出かけた次第。絵画,彫刻,写真,デザインの4部門で新美術館の展示室10室(と野外も)を埋め尽くす作品群に呆然。これは全部見ると大変なことになる,と絵画部門出品者の「早見表」(本当にこう書いてあった)で確かめて,目指す友人の出品場所の3階A室へ。80号(たぶん)の大変な力作です。

 活躍中の作家はもちろんのこと,生活の中で趣味以上の比重で「洋画」を描いている人がこんなにたくさんいるんだと驚いたり,権威ある公募展で入選を果たすというのは大変なことなんだろうなあと感心したり。
 
 写真の部屋も,どこまでも続くかのように見えるパネルに力作が並び,くらくらしてきました。すごすごと退室して「具体」展の会場へと向かったのでした。