2020-03-15

2020年2月,インド(8),パトナからデリーへ,そしてアグラへ

  夕刻,パトナからデリーへ再び国内線で移動。パトナは小さな地方空港でレストランがなく,スタンドでビリヤニを注文してみました。そして一口食べて,むせ返る。日本人のツァー客が利用するようなレストランやホテルとは次元の違う辛さでした。。
 
  そしてデリーへ移動し,初日と同じホテルに到着したのは夜10時過ぎ。そのとき事件(?)は起こりました。カードキーを受け取って部屋に行き,ドアを開けようとすると,中からHELLO?!の叫び声が! 事態を把握できず,ドアノブをガチャガチャ回すとドアロックがかかってる。隙間からまたHELLO?!の叫び声。
 
 そうです,先客のいる部屋のカードキーだったのです。びっくりし過ぎて心臓が痛くなる。。添乗員さんがフロントに飛んでいってくれて,指定された新しい部屋のドアを一緒に開けてもらって(ホントに頼りっぱなし),一安心だったけれど,あの部屋にいた人はもっとびっくりしただろうなあ。私の方が侵入者だったわけで。インド恐るべし。何が起こるかわかりません。。これから,旅先ではドアロックを忘れないようにしよう,と心に決める。 
  さて,翌日は特急列車でアグラへ向かいます。鉄道での移動はなんとなくわくわく。車窓からはこんな眺めがずっと続きます。

   2度目のタージ・マハル。前回は雨でしたが,今回は快晴。気分も上がります。前回立ち寄れなかったタージ・ミュージアムTaji Museumも訪れることができて,嬉しい。展示は小規模ですが,ムガール朝の細密画やタージ・マハルの図面など面白かった! 
  次はアグラ城へ。ここも2度目ですが,前回は真夏だったので,今回は美しい庭園の表情になごみます。そのままアグラを後にして,一路デリーの空港へ向かいます。
  ああ,あっという間に時間が過ぎてしまった。バスの車窓から最後のデリーの夕日を眺める。仏教遺跡を巡って宗教のことを考えて,ガンジス河を体感して生と死のことを考えて,もう脳内はパンク状態でしたが,とにかくexcitingとしか言いようのない,濃い旅の時間でした。次はエローラ・アジャンタの遺跡も見たいし,デリーでmuseum巡りもしてみたい。インドに恋をした4泊6日の旅でした。心優しいツァーの皆さん,頼もしいクラブツーリズムのMさん,本当にお世話になりました。またインドでお会いしましょう!

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